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私達は、ことばやきこえ、食事・飲み込みに障害のある方に対して
     ●お知らせ 山形県言語聴覚士会総会は6/10(日)に変更になりました。

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ご挨拶
山形県言語聴覚士会会長 渋谷 和枝

『英国王のスピーチ』がアカデミー賞を受賞しました。『潜水服は蝶の夢を見る』に続いて言語聴覚士が出てくる数少ない映画で、しかもアカデミーを受賞したのです。現在仙台では上映されているようですが、山形では4月下旬に上映予定だそうです。どうもアカデミー賞を取ったのであわてて上映するあいばいだとか。
 と書いてから数日後。東北関東大地震ありました。済生館もすぐ停電になり、自家発電になりましたが、当然必最低限のところしか電気は使われないわけでこの時、現代人がどんなに電気に依存した生活をしていたが改めて実感した訳です。 昼の3時ころなのでリハビリ中の患者さんが7人程おりましたが、病棟に返したくともエレベターがストップしているのでしばらく待っていただく事になりました。後で知った事ですが、大変な地震だったので、エレベターがすぐに稼働するわけはなかったのです。しかし、情報はさっぱり入ってきません。ラジオを3台どこからか集めてきましたf?が、今度は単1の電池がない。FM山形しか電波が入らない。そうこうしているうちに患者の一人が具合を悪くして点滴、酸素マスクが必要となりました。この時、リハビリに非常用のコンセントがないことがはじめて分かりました。隣の検査室から延長コードを何本も繋げようやく急場をしのぎました。担架が少なすぎる事も分かりました。その後は患者さんの食事を職員で手分けして階段で運びました。同様に薬もです。
 夕食は小さなおにぎり1個と患者の嚥下食を口にしただけです。電車も動かず、家族とも連絡が取れず、病院に泊まる事になりました。翌日の土曜日はリハビリの仕事ではなく、病院の指示で透析の患者の世話や食事介助を行いました。電気がようやく復帰してテレビを見て、初めて想像を絶する地震の実態を知りました。山形の被害は東北の他県から比べればあれでも少ないものだったのです。もしも突然の災害の時、動けない患者や認知症や高次脳機能の患者をどう移動したらいいのか、その他、さまざまな事を学びました。やっとの思いで自宅に帰ってきましたが済生館が宮城県の患者の受け入れ病院になったので、また数日は泊まる覚悟です。どれだけの方が被害にあわれたのか、まだ全貌はつかめませんが、語り継がなければならない地震である事は間違いありません。犠牲者の方には心からご冥福をお祈りいたします。
 それにつけてもお風呂に入ってビールを飲みながら家族と他愛のない話をする当たり前の事がいかに幸せな事が痛感し、神や仏様に感謝する次第です。


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